お芝居や本の中へふらふら迷い込みながら、気ままに生きる日常の記録。
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父の思い込み
暇だったので、何となくそこにあったビデオを手にとって見た。
「王家に捧ぐ歌 NOW ON STAGE(中日劇場版)」

始まった途端、父が身を乗り出して「アイーダやるのか、見よう、見よう」と大乗り気。

父はオペラ好きなのだ。

そしてとても素直な人なので、宝塚歌劇団なのだから、当然生徒は歌がうまい、と思っている。
私が、何度も何度も何度も「歌がうまい生徒の方が少ないんだよ~」と言ってきかせても、決して信じない。
何故だか信じない。
歌劇団と名乗るのだから、歌が下手だなんてありえない、と思っているらしい。
オペラ好きだからか。

そんな父にアイーダを見せられるわけがない。

これはトーク番組だから、と断った。
それでも見ていたらしい。
「アイーダ 安蘭けい」とテロップが出た途端、
父 「安蘭けいって男役みたいな顔してるな」
私 「‥‥男役だから」
父 「だって今アイーダって出たじゃないかっ!何で男役がアイーダやってるんだ?!」
私 「歌が一番うまいからだよっ!」

‥‥納得したらしい。

すると、今度は
父 「アムネリスはどれ?」
私 「この人(檀ちゃん)」
父 「歌はうまいの?
私 「‥‥売りは美貌なんだけど」
父 「アムネリスがうまくなかったら、アイーダはダメだろうっ!」

確かにオペラのアイーダはアムネリスが影の主役だ。
アムネリスがうまくないと作品として面白くない。
私もオペラを見た時そう思った。
でもこれは宝塚なのだ、父よ。

宝塚版はオペラと違うから、と言い訳した。

父 「何かこの真ん中の人は男みたいだな」
私 「‥‥男役だから」
父 「いや、男みたいだな」

瞳子さんは「男役みたい」だったのに、わたるさんは「男みたい」なのか、父上‥‥

しばらく静かにしていたと思ったら、突然気付いたのか画面を指さし
父 「何だこれ、アイーダじゃなくて王家に捧げる歌ってタイトルなの?」
私 「捧ぐ歌だけど」
父 「誰が王家に捧げる歌なの?アイーダ?」

オペラ好きとしてはタイトルが違うのも気になって仕方ないらしい。
宝塚版はオペラとは全然違うの、と言ってきかせた。
でもあんまり理解してくれなかった様子。
人の話を聞かない、というのがうちの家族の共通点だから仕方がないのか‥‥

父の目に触れるのをおそれて、王家に捧ぐ歌のビデオをしまいこんでしまった‥‥ふぅ。

コメント

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はじめまして。ちょこれいとと申します。
お父様のお話が面白くてコメントさせていただきます(笑)
お父様がオペラがお好きで宝塚に興味を持たれていると得なのかなと思うのですが、
こういうご苦労もあるんですね…(笑)
まぁ、私も父がいる時に宝塚ビデオを観るのは嫌ですが…
(色々うるさいので…:苦笑)
またお邪魔します。
ちょこれいと | URL | 2005/12/04/Sun 23:20 [EDIT]
ちょこれいとさん,こんにちは。
うちの父は宝塚は見る気がしない,と言うわりには私がビデオを見ているとちらちら横から覗いているようなのです(笑)
特に原作がアイーダだったので,興味があったんでしょうね。
でも絶対見せません(笑)
実季 | URL | 2005/12/06/Tue 09:22 [EDIT]

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